出会ってしまった

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出会ってしまった

*** 「あっ………だめ、」 「ダメじゃないでしょ。ちゃんと真菜(まな)から キスして」 「…無理恥ずかしいよっ…」 「散々ヤッたくせに。いまさら」 あるところをさわられて、蜜がじわりと広がっていく。 くちゅりと、奏でる音にくらくらしながら 甘く彼の指がわたしの中で刺激する。 「……っ…やめ」 「やめて?………もっとじゃないの?」 「…やめないで。」 「そうくるとは思わなかった」 わたしも、予想外だった。 この部屋に甘くリップ音だけが耳に焼き付くように響くようになるなんて。 ——————彼の甘い罠にハマるなんて
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