上手く行くと見せかけて行かなかった時の読者の気持ちと展開

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 面倒見のいい担任の先生は、数学の先生とごにょごにょ相談をして、数学のロマンを感じさせるお話をしながら、授業をしてくれました。  ぴょん🐾ぴょん🐾ぴょん🐰 楽しいなったら、楽しいな!  単純なアホレド🐰は、次の回で、数学の裏表あるテスト2枚とも100点を取りました。  すぐに数学の先生に職員室に呼び出さました。レドは、やればできると褒めてもらえると思って、数学はこれからやる気満々になりましたと伝える気でいたのです。 🚹「どうして、やれるのに今までやらなかった。バカにしているのか?」 🐰「(゚д゚)! (゚д゚)! (@_@。 (ノД`)・゜・。違うし‥‥‥」  先生が楽しく授業をしようとしてくれているから、必死で勉強しただけだし…‥。え~ん。なのにバカにするなと怒られちゃった(ノД`)・゜・。  以来、数学が大嫌いになったレドは、怠けているとおこられない平均点で過ごすことになりました。  ここで読者さんたちが思うのは何でしょう? 同情? 上手くいかなかったことへの失望? もう少し突っ込んで頑張ってみたらいいのにという苛立ち? どんな感情でも、きっと何かの感情をレド🐰に対して抱いてくれるはず。  上手くいくだけのストーリーはさらさらと読めて気持ちよくても、手ごたえがなく、薄っぺらのお話になってしまいます。  このお話は、あんぽんたんなレド🐰が脱落したところでわざと終わらせたのですが、みなさんなら、 「(゚д゚)! (゚д゚)! (@_@。 (ノД`)・゜・。違うし‥‥‥」の後にどんなお話を続けますか? きっと作者さんの数だけストーリーが生まれるはずです。楽しい展開を聞かせてくださいね(^_-)-☆
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