*初めての

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 僕は彼女を見下ろすように彼女の上にまたがった状態で、ワイシャツを脱ぎ捨てて上半身裸になる。  葵咲(きさき)ちゃんの身体に、肌で触れ合いたい、と強く思った。 「葵咲、すごく綺麗だよ……」    言いながら、葵咲ちゃんの身体に覆いかぶさって、唇に口付けを落とす。  肌と肌を密着させるように抱きしめた彼女の身体は、温かくてすべすべで、とても心地よかった。  僕は葵咲ちゃんを抱きしめるようにして、背中に腕を回すと、ブラのホックをそっとはずす。  そうしながら、唇、首筋、胸元へとキスを移動させながら、外したブラを葵咲ちゃんの腕から抜き取ってベッドサイドに落とす。その途端、葵咲ちゃんが「恥ずかしい……」と呟いて胸を両手で隠してしまった。 「お願い、隠さないで……」  彼女の耳元に唇を寄せてお願いすると、おずおずと手を退けてくれて――。  僕は彼女の胸を手のひらで優しく包み込むと、ゆっくりとその感触を確かめるように揉みしだいた。  そうしているうちに、僕の手の中で硬くとがってくる先端の感触が分かって。  それが硬く張り詰めるさまを楽しみながら、(いただき)の突起を手で転がすようにして時折押しつぶすように刺激する。 「んっ……」  途端、葵咲ちゃんが切ない声を出した。  僕は彼女の反応を確認するようにそこを指先でつまむと、優しく愛撫したり、軽く爪弾いたりして刺激を与える。 「()(ひと)っ、やぁ……! おかしく、なっちゃうっ」  彼女の甘く切ない声に、僕の下腹部もそろそろ限界だ――。
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