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慌てて目をつぶって顔を逸らそうとしたら、理人にまぶたに口付けられて、「葵咲が僕を食べてるところ、たまにはしっかり見て欲しいんだけどな」と言われてしまう。
それは強制ではなかったけれど、私は何故かその言葉に従わなければいけないような気持ちになってしまって――。
恐る恐る目を開けて結合部を見ると……。
（ヤダッ、私、あんな大きいの、いつも受け入れてるの？）
理人の、余りの逞しさに、私は思わず怖くなる。
「葵咲、今、キミの中、キュッて絞まったよ……。繋がってるところを見て、何を考えたの？」
意地悪く問いかけながら、理人がわざと見せ付けるように、ゆっくりと抜き挿しを開始する。
「やんっ。理人、言わない、でっ」
彼の言葉に、イヤイヤをするように首を振ったら、理人が「可愛い……」と呟いた。
理人がゆっくりと、でもとても深い抽挿を繰り返すたびに、中の肉ひだを押し広げるように出入りする彼の感触を意識してしまう。
私は、理人に貫かれながら、強く彼の大きさを実感してしまった。
理人が私を翻弄するように腰を動かすたびに、二人の肌が擦れあって淫猥な水音が立って――。
「んっ、あぁっ、理人っ、んっ、理人ぉっ」
私はただ、彼の名前を夢中で呼び続けることしか出来なかった。
「葵咲、愛してる」
理人が、うわ言のように彼の名を呼び続けている、私の左手にそっと口付けながら、言う。
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