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安らかな夫の寝息・・・
背中を向ける新妻・・・
焦れてる花芯が鎮まらないから
睡魔は遠退くばかりの若妻。
遊び尽くした資産家だと、
女泣かせの“金の延べ棒”・・・
「噂なんてアテにならない」
期待外れの絶望の囁き・・・
女になるやならずから覚えた
“雄蜂の触覚”“雄蜂の針”。
新妻の体内に残る“愛の痣”
夫は何も気づかないけれど
夜毎の新妻の歪んだ顔を
寝室の鏡だけは・・・
知っている・・・
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