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片隅の花
高層ホテルの正面には
流行りのデパートが見える・・・
おそらくどこかの階で
妻と義母は豊かな商品に埋没中。
僕はここで・・・
義姉に埋没中・・・。
“吸われて”・・・“吸って”
淫らな汗に溺れて、重なる・・・
家中で決して目立たぬ義姉、
薄い化粧、白に紺や茶の身なり。
「いるかいないか判らない」
傲慢な妻は兄嫁を見下すけれど
今僕の目の前にいるその人は
長い髪を踊らせて
甘露な声で僕を挑発・・・
僕の“高まり”は萎えることなし、
妻にはビクともしないくせに。
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