茜色の果てに「さよなら」を
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茜色の果てに「さよなら」を
「勉強する意味って何?」 バカで愚かな君はそういった。 「こんなことしてなんになるの?」 僕はその言葉に頭が痛くなる。 「こんなの、将来使わないじゃん」 思わずため息が漏れる。 「勉強なんかよりも、もっとやれることがあるよ」 君は明け透けにそういった。僕は彼のことが本当にかわいそうで、なんなら涙まで出そうになった。 「あーあ。つまんないなあ」
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