引き継がれる意思―続き―

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――――…… ―――…… ――…… 「「痛っ!」」 万里達が辿り着いたのは亜空間と呼ばれる場所、現実と異世界を繋ぐ道である。 主キャラや姉弟達の冒険の始まりもここだったが、何故か所々に弾けたみたいな穴があって、床も抜けて落ちたらどこまで行くか分からない箇所がある。 一体、ここからどうやって異世界に行くと言うのか。 「ハァー、ビックリしたぁ」 「ちょっとぉ、万里さん重いですぅ」 「ここは本当に異世界なのか?」 「なんだか楽しそうですぅ♪」 「アンタ達……話してる暇があったら、さっさとここを退きなさい」 「「あっ、ゴメン!」」 ……お約束である。
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