戦うお姫様

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「僕が王子様なら、君はお姫様だね」 「わ、私がお姫様? やだぁ、もうっ!!」 「痛っ!」 王子様の肩をバシッと叩くと、彼は叩かれた所を擦りながらこちらの方を見据えてる。 ……そんなに痛かったのかな? 「あっ、あのっ、ごめんなさ」 「君達、この先どっちに進めば良いか迷ってるよね?」 「えぇ、どうして分かったんですか!?」 「迷える子羊ちゃんの事はすぐに分かるよ」 もう、気絶しそう。
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