引き継がれる意思―続き―

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「話が進まんから勝手に進めるぞ。俺は大山結城、特に由来とかモデルは……いるにはいるがメタネタになるから止めておく」 「なんか俺と名前同じだな」 勇気が自然とそのセリフを口にする。 「……まぁ、よくある事よ。私は朽木百歌よ。ついでに百恵の姉」 ついで扱いされるモエがなんだか哀れだ。 「こ、小山義人と申します……ちなみに……和哉君がモデルみたいです、はい」 「ゆめせかで会ったよな? 俺ら」 「あっ、その節はどうも」 小山は紗英の言葉にペコリとお辞儀をした。 自己紹介が終わったところで、話が始まる。
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