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「まっ、その可能性も否定出来ねぇけど……とにかく中に入れるに越した事はないからな」
「あっ、待って! 重要な事忘れてた!」
「何だよいきなり大きな声出して……」
「桜だよ!! 私達、桜の護りがないとやってけな」
「桜さんは夢の世界の女王様になりました」
………………
小山の一言でその場に再び沈黙が訪れる。
「うわぁぁんっ……私達もう終わりだぁ……」
そして、万里までもが主と同じ状態になってしまった。
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