偏屈先生のお気に入りは俺らしい

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__ __ 時刻は19時。 夕飯の準備を終えた俺は紫乃の部屋に向かいドアを開ける。 「飯出来たぞー」 「…ノックしろと何回言われたらわかるんだ?」 「別に執筆してるだけだろ?何をそんなに気にしてるんだよ?」 「お前の無遠慮なドアの開閉の音でネタが飛んでいく」 「どんだけ?!紙切れかよ!良いからさっさとこい。先に食うぞ」 「…ふざけるなよ…?僕は今まで仕事をしていたんだぞ?労って然るべき所を…貴様…無慈悲過ぎるにもほどが…」 「はいはい…お仕事、お疲れさん。待っててやるから手洗ってこいよ」 「………ふん…分かれば良いんだ…僕が行くまで箸一本すら持つなよ」 ……なんだかなぁ…(これも本日二回目)
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