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部屋に入り、文をベッドへと寝かせる。
そうして、覆い被さるように僕もベッドへと入った。
「んー…」
「文、まだ寝るなよ」
「ん…ん…っ…」
声をかけながら、僕は彼の唇を塞ぐ。
歯列を割り、舌で粘膜を味わうように蠢かすと、くちゅりと音が響く。
「んんっ…ぁ…」
湿った息遣いが漏れ、ぶるりと小柄な身を震わせる。
舌同士を擦り合わせたり、貪るように隅々まで舌で犯すと、飲み込めずに溢れた唾液が彼の口の端からこぼれた。
唇を離し、それを舐め取ってやりながら僕の手は文の服へと伸びる。
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