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雨が止まない。 止まない雨はないと言うが、何が悲しくて空は泣いているのだろう。 いつかは晴れると信じて空を見上げても、空は泣きじゃくっている。 空よ、なぜ君は泣いているのか。 僕も一緒に泣いてみた。 空と友達になれた気がした。 そして空はいつしか笑っていた。 西の空に虹が橋を架けていた。
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