どうしよう

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家に帰って来てからの事はほとんど覚えていない 親に色々聞かれた気もするが分からない 今の私には何も分からなかった 「これからどうすれば…」 そんな事を呟いても誰も答えてくれるはずがない (彩に会いたい) そう思った ピーンポーン インターホンが鳴る音がする ピーンポーン 何度も鳴る音がする お母さんはこの時間いるはず 買い物かな? そう思いドアホンを見てみる 「こんにちわー、琴音ちゃんいますかー?」 そこには元気な顔をした彩がいた その後ろにりきちゃんも見える 「ど、どうしたの?何か用?」 「りきちゃんと一緒にねー、お見舞いに来たよー!」 「琴音ちゃん大丈夫?ボクが来たから安心さ!」 「あ、ありがとう、でももう良くなったよ」 「そうは行かない!りきちゃんと私で琴音を元気付けるための秘密道具を持って来たよ!」 「んー、わかった、ちょっと待っててね」 そう言い玄関まで小走りで行く 玄関を開けると両手いっぱいにお菓子を持った2人が立っていた 「よし!りきちゃん!琴音家に突撃じゃ!」 「隊長了解しました!!」 2人して勢いよく家の中に入り込む 「「おじゃましまーーーす!」」 私は今のこの2人みたいになりたいと思った 彩見たいな元気良さと天然さ りきちゃんみたいな運動神経や明るさ それを羨ましく感じてしまう そして私は「クッキーが食べたい」と言い 3人でお菓子パーティを開き 元気と感謝を心一杯にしながら楽しむ事ができた。 そしてこの2人は大切にしていきたいと思う琴音だった。
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