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あくる朝、3人の元に特注のハマーが届けられた…。
「サエちゃん、そのヒラヒラ服じゃあ逃げにくいだろ…、サイズ合うと思うんだけど戦闘服を用意したよ…。」
「あら~☆ 雰囲気出るわ~☆(*´∀`)ノ」
「姫も大層お喜びだわ…。
メデタシ…メデタシ…かな?」
3人はハマーでホテルを出発した…。
「このスイッチなあに…?」
「ああ! 押しちゃダメだよ! それは緊急時の脱出装置…。」
「これは~☆? あっ!……押しちゃった!」
ビューンとハマーは急加速した!
「だから…触っちゃダメだって…!」
「ハーイ☆……シュン☆……シュン太郎~☆」
ムラタは運転しながら
「シュン太郎~☆」と小声で歌ってた…。
それを見てサエも少し元気になったみたい…。
大通りへ出ると逆に目立つハマー…。
すると…どこからともなく同じ黒塗りのハマーが10台…20台…30台…40台…50台と増えてきた!
「え~☆ このハマー達どうしちゃってるの…!」
「まあ…カモフラージュ…って事で…。
命が狙われてるんだから…これ位は許されるでしょ…!」
「私一人だったら……歯も立たなかったろうね…。 シュン~☆ シュン太郎~☆」
「シュン~☆ シュン~☆ シュン太郎~☆
それ…シュン太郎ったら☆ シュン太郎~☆」
「ムラタ……そのフレーズにハマってるね…☆」
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