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「よし、じゃあ様子見でいくか…?」
「うん…テツ、ハグしてみて…。」
「え、良いのかい? 男は直ぐに その気になっちまう生き物だぞ。」
「様子見だから……お・た・め・し!」
哲郎は小枝子をハグした…。
昼間にかいた汗も気にならず良い匂いがした…。
「これで断られたら…地獄だわ!」
小枝子はクスクス笑った…。
「キスは? 良いのか?」
「聞かないで……。」
哲郎は 繊細に気遣いをして…小枝子にキスをした。
小枝子は少し涙が溢れた。
「嫌だった?」
「ううん、感動しただけ…。」
二人はスカイツリー31階のソラマチ・レストランから夜景を眺める。
小枝子は顔が整っているせいか大人びて見える。
哲郎も20才で立派な成人だ。
二人は良い雰囲気で愛を囁く……。
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