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哲郎は服のまま 小枝子を 二つあるダブルサイズのベッドに運んで行った…。
哲郎が立ったままなので…
「ここへ来て…。」
小枝子は同じベッドへ誘(いざな)った。
二人は寝転がって……また たわいもない話をし、
人恋しくなって抱き合ったりもした。
「シャワー浴びようか…?」
「賛成……ハハハ。」
最初に哲郎がサッとシャワーを浴び…
「あんまり長く入ってたら救出に行くよ…。」
そう言って哲郎は小枝子の服の端をそっとつまんだ…。
「テツってさあ……サエの事 好きでしょ…。」
「さあね~☆ まだよく知らないしな~☆」
「え~☆ じゃあ…もっとサエの事を知ってもらわなきゃね☆」
そう言って小枝子はバスルームに入って行った。
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