第1章 災難の中での出会い

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哲郎は服のまま 小枝子を 二つあるダブルサイズのベッドに運んで行った…。 哲郎が立ったままなので… 「ここへ来て…。」 小枝子は同じベッドへ誘(いざな)った。 二人は寝転がって……また たわいもない話をし、 人恋しくなって抱き合ったりもした。 「シャワー浴びようか…?」 「賛成……ハハハ。」 最初に哲郎がサッとシャワーを浴び… 「あんまり長く入ってたら救出に行くよ…。」 そう言って哲郎は小枝子の服の端をそっとつまんだ…。 「テツってさあ……サエの事 好きでしょ…。」 「さあね~☆ まだよく知らないしな~☆」 「え~☆ じゃあ…もっとサエの事を知ってもらわなきゃね☆」 そう言って小枝子はバスルームに入って行った。
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