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第一章 一目惚れ
「おはようございます!」と
重厚な扉を開けて、アキヒトは大声で挨拶をした。
「おはよ。」
笑顔で挨拶を返してくれた彼女を見て、彰人は固まる。
そこに立っていたのは、
モデルのように細身ですらりと長身
脚も長くてスタイルのいい彼女は
びっくりするほど顔が小さく、
今まで見たどの女の子よりも綺麗だった。
息をするのも忘れてただ見とれていると、彼女の瞳がきらりと光り
いたずらっぽく笑いかけられる。
薄いミルクティ色のストレートヘアーが風になびいていた。
アキヒトはその表情に釘付けになる。
ほとんど一目惚れ状態だった。
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