第二章 美形ぞろい

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第二章 美形ぞろい

「おはようさん。お、新入りくんもう来てたんやな。 ハルカ!店の説明とかしてやったんか?」 オーナー店長の亀井さんが現れ、また空気が変わった。 この人も本当にモデルのように(と言う陳腐な例えしか思いつかないが) カッコ良くて芸能事務所にでも入れそうである。 脚の長さなんて自分の二倍くらいありそうだし、 身長も余裕で180は越えている。 キリリとした眉に吸い込まれそうな切れ長の瞳。 店長に見とれていると ハルカと呼ばれた彼女から、肩を突かれた。 「先生がカッコいいからって、ぼーっとしてたらあかんよ。 今から店のこと案内したるから、うちについといで。」 「はい。」とアキヒトは返事をして ハルカさんの後をおとなしく付いていった。
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