第四章 希望と不安と

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第四章 希望と不安と

福岡の片田舎で高校を出て、 美容師になるために入った専門学校を 優秀な成績で卒業した後 学校推薦でこの美容室に就職したアキヒトは、 色んな期待で胸を膨らませていたのだが・・・・・・ 地元ではまあまあイケてる方で、彼女も何人かいたし かなりモテてはいたが、 大阪の梅田に引っ越してきたとき、少々カルチャーショックを感じていた。 人の多さ、イケメンのクオリティ。 何もかも地元とは大違いである。 こんな都会で俺はやっていけるのだろうか・・・・・・ 少々の不安を抱えて就職した先は、 大阪でも最先端のお洒落な美容院だった。
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