0人が本棚に入れています
本棚に追加
恋愛観のお話
太古、陰陽同体の常
太陽とアマテラスの後悔と無念
"二人で1つだったのに""二人で1つだったのに"
離れてしまった手弱女(タオヤメ)益荒男(マスラオ)
何度も問うた また逢えますかと
命受け降り立つ高天ヶ原
この目に余る馬鹿な輩
神格棄てて岩戸隠れ
今となっては昔の事
拐かしたるタジカラオ
泣き暮れ逝った亡骸の
裂いて吊るした白妙の裾
幾年月も身を賭け乞うぞ
出でよ愛しい片割れよ
一対の願い叶わねど
『明日、天気にしておくれ』
最初のコメントを投稿しよう!