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3章「結菜と2人でショッピング!?」
入学式から1日が経ち、今日は日曜日。
結菜と同じベットで寝ることになった時は、本当に緊張した〜。
7:00
私は、平日・休日関係なく、朝起きるのは早い。
私は目が覚めて、隣を見ると、結菜はまだ寝ているようだった。
本当に、寝顔も可愛いなんて反則だよ。
このまま寝かせておいてあげようと思って、布団から出たその時だった。
部屋のドアが突然開いて、2人の男性が急いで入ってきた。
「おい!結菜に布団を被せろ!!」
1人は兄で、もう1人は多分学年の先生と思われる人だった。
私は言われた通り、急いで被せた。
すると、石が窓を割ってこちらに飛んできた。
私は兄に引っ張られて、何とか怪我はなかった。
結「ふぇ?朝イチから何事ですか?」
無理やり布団を被せられて、今起きている状況が把握できていないらしい。
義「葉山先生、大丈夫ですか?」
結「あ、はい。私は何とも無いですが……
また…ですか?」
また?前にもこんなことがあったの!?
義「吉田先生、これでもう何回目ですか?」
遥「たしか、6回目じゃなかったか?
そういえば、自己紹介をしていなかったな。
俺は、吉田遥。初めまして、若田美由さん。」
吉田先生…ってたしか、学年の英語担当の先生だっけ?
義「その通りだ。学年の英語科で、学年長ではないが、担任長を担当されている。
俺と同じ部屋なんだ。ちなみに、能力は」
遥「EとRな。過去を見る能力と予知能力。
それで、結菜。今日の予定は何か決めているか?
出かけるのであれば、その間に業者を呼んで強化ガラスにしておいてもらおうと思うが。」
今日は、特に用事なんてない。
結菜はどうするんだろう?
結「じゃあ、私は今日はこの子を連れて外に行きます。」
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