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701号室の患者は意識不明になり、16年が経過している。 脳の大部分が死滅しており、いわゆる脳死状態の女性の患者だ。 僕はその方の前に立っている。 やっと…やっと出会えた…。 僕はベッドの脇に一本の黄色い傘をそっと置いた。 そして、やっとの想いで声に出した。 「随分遅くなったけど…ありがとう…」
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