番外編 [3]

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 昨日は太一の宣言だけで実際に触られることはなかった。 まだ完治したばかりで再び触られるのが怖いと言うのが本音だった。 昼休み中の教室に太一がやってくる。 呼び出すように手招きされ昼飯を口に掻き込んで教室を出る。 太一に手を引かれるようにして連れて行かれた場所はあまり生徒が近寄らない教職員用のトイレだった。  個室に押し込むように入れられる。 「さぁ、お尻出してください。」 『さぁ』と言われても状況が上手く理解できない。 今? 学校だぞ? 昼休みで先生が来るかもしれないトイレだぞ? 頭にはいろいろな言い訳が思いつくが太一に通用する気がしない。 俺が決心をつけるためにモタモタとしていると太一がじれったくなったのかベルトを外しズボンとパンツを下げてくる。 俺はトイレの奥に手を付く。 「もっと突き出してくださいよ。」 恐怖を感じているのに太一の声を聞くとゾクリと体がうずく。 少しお尻を付きだすとヌルッとした太一の指がお尻を這う。 急に触れられて体がビクッと反応する。 太一はお尻の割れ目をゆっくり伝ってお尻の穴に到達する。 切れたこともあってか俺の緊張は増すばかりだ。 自分でも固く穴を閉じているのが分かる。 「今日は指も入れないんで安心してください。」 耳元で囁かれる太一の声にゾクゾクする。 お尻の穴を円を描くように縁取ったり、穴のしわを伸ばすように指でこすってみたりと太一の指に意識が集中する。 お尻には太一の固いものが当たっている。 太一も興奮しているのが分かると物足りないような気持になってくる。  「明日は放課後にしましょう!」 時間を気にしながら抜くこともできずに萎えるのを待つのは拷問に近かった。 性欲を掻き立てるだけ掻き立てて太一は自分の教室に帰って行った。
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