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「でも、侑華もこれからあの他に俺らしかいない塾でやってくんだよなぁ…。
うーん…」
かと思えば急に悩み始めた。
私がおろおろしていると、勇希くんは自分の中で決着がついたらしく、大きく頷いた。
「じゃ、塾が終わった後もう一回ここに来よう。
その時に、侑華には全部言うからさ!」
勇希くんは、軽く、本当になんでもない、休日の遊びを誘うように私を誘った。
だけど、頷いた私は、何かとてつもなく重いものを聞いてしまうような予感しかしなかった…。
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