なみや雑貨店(東野圭吾著)

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なみや雑貨店(東野圭吾著)

 これも面白かった。普段、エブリスタで親しくさせて頂いているクリエイターのmisaoさんに紹介頂いて手に取りました。misaoさん、ありがとう!!  このお話は「なみや雑貨店」という、以前雑貨店を営んでいた廃屋にこそ泥の3人組が紛れ込んで来たところから物語が始まります。  ほんの一夜、夜明かしをする積もりの三人の元に悩み事が書かれた手紙が届きます。ただ、内容がイマイチ噛み合わない。それもその筈。その手紙は過去からの物だったから。  と、この「なみや雑貨店」に関係した人達がオムニバスで登場するのですが、登場人物同士が微妙に絡み合ってて、そこここに感動のドラマが挟まってて、泣いたり笑ったり忙しい小説です。  ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、私は施設の少女とその弟、それを助けたアマチュアアーティストの件で涙腺崩壊しました。めっちゃオススメです!
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