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はじめに
「貴方には男性的な魅力を感じない」
そう彼女に言われたとき、僕の頭は真っ白になった。
それ以降、たくさんの失恋関係の本や音楽、映画など貪るように鑑賞したが何一つ心に響かない、、
何故か?
そう、全て女性目線で描かれているからだ。
人は男なんだから女にフラれたぐらいで泣き言を言うな、ドシッと構えていろと言う。
だが、男だって泣いてもいいじゃないか、女々しくなろう、それほど好きな女だったのだから。
これは僕自身の半分事実、半分フィクションの男性目線の失恋物語である。
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