出会いと別れ

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もう、食料も少ないし、これはもう外に出て何かを狩ったり、食材がある店とかを探すべきでは?そう思えてきたウォーレンはついに、重い腰を上げた。 もう1人なんだ。自分の身は自分で守らなければ、生きるためには自分の力で歩まねば!そう胸に刻み彼は歩き出した。 小屋の中にある、猟銃や銃の弾、小さい頃遊んでた木のバットなどハンマーや工具、武器になりそうなものをリュックに詰める。 少しの飲み水や缶詰も入れた。 噛まれたら?血が目に入ったら⁇ 色々気にして、長袖長ズボン手袋はもちろん、目には木の屑などを防ぐ透明のゴーグルをつけ、頭にはとりあえずキャップをかぶる。 「よしっ…」 あれから初めて声を発した。
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