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靴もしっかり履きウォーレンは外へと通じるドアへと歩み始めた。
すると、その付近に飾ってある、子供の時の自分と父親が仲良く笑顔で映る写真が目に入る。
「こういうゲームの主人公って家族の写真持ってたよなぁ…」
そう呟くと、ウォーレンは額から写真を出し、父親だけ見えるように二つ折りにして、ポケットにしまった。
父親を探すためにも、写真で訪ねた方が早いし、それも兼ねて写真を持っていくことにしたのである。
父がもういないとは思っておらず、その希望は諦めていなかったのであった。
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