出会いと別れ

5/9
前へ
/42ページ
次へ
トボトボと銃を持ちながら、歩き続けていたウォーレン。 何にも出くわさないためか、構えて歩いてた銃も下ろしながら歩くようになっている。 静けさにも慣れてきて、警戒心も溶けてきていたところ… グチャ…クチャ…クチュ… ビクッ⁉︎ ふと、咀嚼音のようなものが耳に入り驚いたウォーレンは、音のした方へサッと銃を構えた。 霧が立ち込めている森の奥に、地面に顔を伏せ蠢く人影が見える。 何かを食べている?そのような様子であった。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加