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銃の弾は、見事に彼の脳天に命中し、勢いよく倒れた。
日頃のゲームがためになったのであろうか?運が良かったのか?初めて敵を倒せた。
「やった⁇」
ウォーレンは不安そうに倒れる彼を眺める。
すると、彼はスクッと起き上がった。
ヒィッ…
ウォーレンはその様に口を開けたまま固まっている。
「…くっ…そ…いてぇな…人の話聞けよ…ゾンビなんかじゃねぇっつうの!」
確かに額に銃弾の跡をつけた彼は頭を抱えながら立ち上がった。
頭から弾をつまんで取ると投げ捨てる。
その姿に口をパクパクさせながら、ウォーレンは見ているしかできなくなるほど固まっていた。
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