ギブアンドテイク

1/6
前へ
/42ページ
次へ

ギブアンドテイク

しばらく歩いていると、カイルの口数が減っていることに気づいた。 彼が明るい陽キャであることは、先程から話しているとわかる。 ドサッ… すると、ウォーレンの背後で倒れる音がした。 驚き振り返ると、カイルはばったりと地面に伏せっていた。 (吸血鬼でもゾンビに感染するのか?) そう疑い銃を向けながら彼に近づくと、ウォーレンはカイルを手で叩く。 「おーい…感染したのか?…起きろよ‼︎」 ウォーレンがカイルを揺さぶってると、 ガシッ カイルがウォーレンの腕を掴んで起き上がった。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加