この世界の終わりの片隅で

ギブアンドテイク

「おいおいおい…どうしたんだよ急に⁇今まであんなに元気だったじゃんか⁉︎」

ウォーレンは流石に心配になって、カイルに歩み寄った。

すると…

ガバッ‼︎

「うっ…」

ウォーレンはすごいスピードで、カイルに地面に押し倒されてしまった。

「なっ…何するんだよ⁉︎この期に及んで、結局襲う気⁇」

ウォーレンはカイルを問いただす。

「ずっと動物しか食ってないからな…さっき暴れたせいでエネルギー切れなんだよ…守ってやったお礼がまだだぜ？」

カイルは息を切らしながら言った。