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出会いと別れ
どれほど時間が過ぎただろうか?
引きこもりというものは、日付感覚がおかしくなる。
あれから1人ウォーレンは、山小屋に残っていた缶詰やミネラルウォーターでどうにか生き延びていた。
沢山は持ってきてないので、あれからそんなに経っていないのであろう。
しかし、外はゾンビ騒ぎが早く進み、テレビ局も何個か映らなくなってる局もあれば、まだ細々と続ける局もあり、電気はダムの水力発電が近くにあるためか、まだ供給されている。
生きている人はいるかもしれないが、これはもう完璧にこの世の終わりだとウォーレンは悟っていた。
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