戴冠式

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「私も長年この務めを果たしていますがここまでヒドイのは過去1、2を争う、、、まぁ、いいです。これから貴方達が臣下として自覚を持ってくれればいいですから。」 クラウディオはそう言うと、パンッと手を打った。 「さぁ、皆さん用意はできましたね?ここからは打ち合わせ通りお願いしますよ。」 「あぁ。」 「はい!」 「わかりました。」 「はいよ!」 各々が返事をする。 扉が開く。 普段は暗闇の大聖堂の黒魔石はマコトの魔力で水晶の様に透明に透き通り、太陽の光を反射して眩いばかりに輝いている。 そこに四人は足を踏み入れた。 戴冠式編 【完】
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