第四話『屈辱のGW』

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それから数十分待っていると菅原が帰ってきた。 菅原「ごめんね〜少し遅くなった」 「………いや…別に…」 俺は手を洗いながら鏡に写っている菅原の顔色をみていた。 菅原「もう帰ろっか」 「………ゲームセンター良いのか?」 菅原「………いや、いいよまた今度連れてきてよ」 「あぁ…」 た、助かった… 正直もうすぐにでも家に帰りたかったから… でも…き…気まずいな、友人にあんな恥ずかしい格好を見られていたたまれない… 菅原「へ〜た…ごめんね…?大丈夫?」 「えっ?いや…お前別に悪くねぇし…むしろ…助かったありがと…」 あのままこいつが来なかったらと思うとゾッとする…。 菅原「………う〜〜へ〜た…」 「わっ馬鹿っ抱きつくなっ」 菅原「ごめんね…ごめんねもっと周り警戒するべきだったよね…ううっ」 「なんでお前が泣いてるんだよ…もう終わったことだろいいよ…」 菅原「………へ〜たって地味に男前な性格してるよね…」 「は?地味には余計だわ!」 菅原「あはは〜帰りはタクシーで帰ろうか」 「はぁ?金かかるからいいわ」 菅原「僕が持つからタクシーにしておこう」 「………割り勘でいい」 菅原「……えっいいのに…」 「うるせ〜これ以上お前に貸しを作りたくない!」 菅原「………ん〜……あっ!じゃあさ!へ〜た!今度マクドっての奢ってよ!僕食べたことないんだよね!」 「は?それは別に良いけどそんな安いのでいいのか?」 菅原「うん!十分!」 「そうか…」
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