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風紀室をあとにして生徒会室に続く階段の方に向かうと窓の外に異変を感じた。
「………なんだ…?」
窓ガラス越しに外を見ると何と言う事でしょう
今まさにリンチに合いそうな生徒を見つけてしまいました!
「うわぁ…」
早く風紀に連絡したほうがいいと思ったがいじめに合ってる生徒は無理やり腕を引かれて、森の方に連れ去られてしまう。
このままじゃ見失うな…
そう思った瞬間、咄嗟に窓を開けて
飛び出して連れされた方に走り
目的の人物達をすぐに見つけてしまった。
しょうがない…こうなったら後を追いながら菅原に連絡するか…。
茂みに隠れながら、菅原にスマホで『ヘルプ』と手短にメールをする。
後をつけながら数分待つと
《ピロリンッ》
スマホの着信音がなった。
どうやら電話がかかってきた。
………あ、やっべっサイレントにするの忘れてた。
モブ「誰だ!!」
案の定、相手に気付かれてしまった。
一人がこちらにやってくる
通話をとってる暇などない…
くそっこうなりゃやけだ!
俺は鳴り響く音を無視しながらそいつらの方に突っ込んだ。
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