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「………ヒッ」
望月「なにやってんの?」
「………もっ望月さん?」
望月「………はぁ…手間掛けさせないでよ…
立てる?」
「……、あ…うっうええ〜!!マジさんキュゥ!!」
望月「チョッだきつくなっ!
てか早くズボン穿きなよ!」
「あっ忘れてたわっわりぃ…」
俺は急いで落ちていたパンツとズボンを履き直していると後ろからパサっと何かが降ってきた。
望月「………それ貸してあげる」
「あ…ありがと」
何ということでしょう降ってきた何かは
望月の着ていた上着だった。
冷血女王様だと思っていたが
少しは人の心があるのか…
取り敢えずありがたいので
素直に感謝して袖を通した。
「いや〜まじ助かっt/「へ〜たぁ!!」ぶえっ!!」もう一度お礼を言おうとすると
横から猛突進されて顎を強打してしまう。
「いてぇ!!なんだよ!!」
菅原「へ〜たぁぁあ」
「なんだお前か…遅いし…うざいっ」
まだ痛みが残る顎をさすりながら、抱きついてくる菅原を退けると涙を浮かべながら文句を言ってきた。
菅原「うぇーーっ!!心配したんだよ!!電話にも出ないし!!ヘルプだけじゃわかんないよぉぉ!!」
「いや簡潔に分かりやすいだろ!」
菅原「どこがぁぁ…もぉぉぉ……心配させないでよぉぉ」
「悪かったな…」
再び抱きついて泣きじゃくる、そいつの肩をさすっていると後ろからゾロゾロと人がやってきた。
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