第六話『初めてのおつかい♡』

15/21
369人が本棚に入れています
本棚に追加
/139ページ
会計「やほ〜ヘチマく〜ん大丈夫〜?」 「………なんでお前まで…」 会計「ひどぉ〜い俺も結構探し回ったんだよぉ!!」 「それはありがとう〜」 会計「……まぁ無事みたいで良かったけどぉ」 「いや、全然無事じゃないんだが…」 菅原「えっ!?へ〜た!まさか…最後までされたとか………そ…そんなことないよね?ね?」 「………されてたらこれで済まねぇだろ…そうじゃなくて!これ見ろよ!服が大惨事だわ!あのゴリラ!ブレザー事ワイシャツ破きやがって!!」 俺は見るも無残な服を上着越しから見せると 菅原は安堵した様子で「………何だ服か…」と言った。 「何だ…じゃねぇ!!高えんだぞここの服!大問題だわ!!」 菅原「弁償させられるから大丈夫だよ」 「まじかよ!アンラッキーか!!」 会計「ヘチマくん服破かれたのに結構落ち着いてるねぇ」 「いや、普通に怖かったわ〜」 会計「ふ〜んそれにしてはあんまり動揺とかしてないよね〜震えて怖がってるのなら慰めてあげようと思ったのにぃ」 「余計なお世話だクソ野郎…」 まぁ…俺も前の痴漢騒ぎがなかったらもうちょいビビってたかもな…アレのおかげで変な体制がついてしまった。 会計「え〜ひどぉ〜い、まぁ〜取り敢えず無事で何よりだけど〜」 「そりゃど〜も!」 菅原「へ〜た〜これから聞き取りしたいから風紀に来てくれる?変えの服も用意するし…って…そういえば…この上着だれの?」 「あ〜望月に貸してもらった」 菅原「なぬっ!!望月くんとの萌イベ見逃したぁ」 「お前まじくたばれ」
/139ページ

最初のコメントを投稿しよう!