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…………え?
慌ててハゲ散らかしてるんではないかと思われる
頭の方を見ると残念…ふっさふさだった。
ただ一つ目を引くことがあるとすれば
そいつの髪色が白だった事だ。
??「う〜痛いなあ…廊下は走っちゃだめだよ…?」
「あ…すいません…その」
??「ん?あれあれ??君もしかして今年入ってきた外部からの新入生!?そうだよね!!」
「あ…はい…」
??「わぁ!!!そっかそっか!!あっ敬語はいいよ!僕!タメだから!」
「あっ…はい」
??「あは、まぁ!慣れてからでいいか!いや〜
でも珍しいよね、この学校持ち上がりばかりでさ外部から全然入ってこないからさぁ〜萌えの予感だね」
「あ…はは」
…この学園は一貫校でいわゆるエスカレーター式の学校で幼稚舎、初等部、中等部、高等部、極めつけに大学まで入ったとても珍しい学園だ。
マシンガントークに喋るこいつはきっと
外部からきた俺が珍しいのだろう…
初対面の人にいきなりグイグイ来られると
人見知りとしては辛い部分があり苦笑してしまう。
??「あ、ごめんね僕、幼稚舎の頃から居るから
外部の子が珍しくてさ、…………まぁ…他にも理由はあるんだけども………」
「?」
他にも?とはなんだろうか?
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