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《そしてときは流れて〜放課後〜》
今日は早くに終わると言ってもまだ二時間近く
あった時間はあっという間に過ぎ去り
気がつけば放課後になっていた。
休み時間の間、質問攻めに合って少し疲れたので
俺はすぐに帰ろうと帰宅準備をしていると
モブ「月並く〜ん僕達と一緒に帰ろ〜」
と話しかけてくる奴がいた…。
うわっ…ぁこいつら…俺にしつこく恋人が居ないか聞いてきた奴だ……。
そんなこと聞いてどうするんだと思いながらいないと答えたあとのコイツらの反応が怖かった。
全員でじゃあ僕はどうって?聞いたときは鳥肌が立った、いやいや…お前ら男だろうがよぉ!!
と思いながらも取り敢えず丁重にお断りしたが…
見た目女みたいだけど…
男にそんなこと聞かれても困る!!
俺はノンケだわ!!ちくしょ!
流石にこれはキツイ……はぁ…
「えと…」
さて…どう断るか…理由探しに困り果てていると
菅原が「あ〜ごめんね〜今日は彼、僕と帰る約束してるんだ」と思わぬ援護射撃をしてくれ俺の腕を掴んで「早く行こ」と催促してきた。
俺はカバンを持ち誘ってくれた奴らに軽く会釈して、すぐさま教室を出た。
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