第一話「この出会いが始まり」

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「やっと…校舎が見えた…」 やっとの思いでついた校舎の中に入っていくと あたりには誰もいないのかとても静かだ。 もう入学式は終わって皆、教室にいるんだろう… さっさと行こう… そう思い《廊下は走らないで(泣)!》という ポスターをガン無視して全力疾走で走り去る。 《ガンッ》 ??「わっ?!」 「い゛ッ〜」 俺はすぐにポスターを無視した事を後悔した 忠告というのは聞くものである……。 曲がり角で誰かとぶつかってしまった くそ…授業始まってるから誰もいないと思ったのに…何処のどいつだよ あ…いや待てよ…先生か… ………… 少し青ざめながら、ぶつかった相手を確認しようと前を向くとそいつの足元にはカツラが転がっていた
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