第14章 未来へ

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外の世界の進撃を止めたレイゼルのおかげで幻想郷は再び平和が戻ってきた… 人里や進撃を受けた被害地の復旧に明け暮れる日が続いた… 「こんにちは、霊夢」 「妖夢…」 「あれから2ヶ月ですね…」 「ええ、そうね」 「まだ帰ってきてないのですか?」 「……。」 「レイゼルさんは強いし何だかんだで生きてるはずですよ…幻想郷をたった一人で救った英雄ですからね?」 「なにが……英雄よ…格好つけただけじゃない……」 「霊夢…」 「帰ってくるって言ってたのに!ちっとも帰ってこないじゃない!!…嘘つき!」 霊夢は泣いていた…レイゼルがまだ帰ってこない為に、宴会も開けないのだ 「…誰が嘘つきだって?」 「え?」 「うそっ……」 霊夢と妖夢の目の前に、見覚えのある男が現れる…その人物は2人を見つけると笑顔を向けた 「我が一族は…約束は必ず守り通すってね……」 「レイゼル…」 「レイゼルさん!」 俺は駆け寄ってくる2人を受け止めた 「心配かけたな…」 「バカっ!ほんとに…心配したんだから!!」 「良かった!本当に無事でよかったです!」 「…あの時、爆発に巻き込まれかけた時にスキマに引っ張りこまれてな…それで助かったのさ」
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