最終章 幻想を守りし者

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「パパ!ママ!ただいま!」 「おお、おかえり…悠斗」 「おかえりなさい、あら?鏡華はどうしたの?」 「ハァ…ハァ………もう、酷いよ悠斗お兄ちゃん!置いて行くなんて!」 「こら、悠斗…兄としてちゃんと妹の面倒を見ないとダメだろう?」 「…ごめんなさい」 あれから6年が経った…俺は双子の父親となっていた 「分かればいい、さあ先にお風呂に入っておいで!」 「「はーい」」 悠斗は俺によく似た顔つきで、正義感が強い。そして鏡華は奥さんそっくりだ 「あなた、嬉しそうね?」 「あぁ、俺たちの子があーやって元気に育ったんだぜ?それに…ようやく剣を置いて生活ができるんだからな」 「よく言いますね…たまに庭で刀を振ってるじゃないですか」 「…君もだろう?」 「そうですね、2人ともですね!」 俺と妖夢は、向き合い笑っている 妖夢から受けた告白を俺は正式に受諾して今に至る…紫の発言で、他の者も俺とそういった関係になれるがそんな気は無い 「…紫のあの発言、本気なのか?」 「本気でしたよ…霊夢も質問してましたもの…」 「そうか…」 「どうしたんですか?」 「いや、なんでもないよ…」 霊夢、ルナサはよく遊びに来る…レミリアは今、紅魔館の主として立派な大人の吸血鬼へ成長した…もちろん、妹のフランもだ…咲夜は寿命で先立ったが…代わりを美鈴さんが引き継いでいる…魔理沙も立派な魔法使いに成長し、香霖堂の森近霖之助さんと結ばれていた…
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