第14章 未来へ

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「あ?何だこのガキ…まだ喋れんのか…よォ!!」 ガシッ! 「なっ!?」 「…お前ら……全員………俺が裁く!!」 霊夢はこの時の俺の目を見て後にこう言った…鬼すらもその眼力で殺しかねない…と 「…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 怒りの咆哮と同時に枯れ切っていた魔力や闘気、あらゆる力がレイゼルの身体からマグマの如く噴き出してくる 「何だこのガキは!?」 「まさか!あの一族の生き残りだと!?」 「…レイゼル、まさか!」 「今頃気づいたか?…そうさ!俺がレイゼル・クラウディア…ハヤテだァァァ!!」 俺の銀の瞳は、まるで紫電の如く紫に光る 「…全員まとめて始末してやる」 レイゼルが手を突き出すと、軍人達の足元に魔法陣が展開される 「なんだこれは!?」 「…消え去れ」 霊夢は危機を察知して軍人の隙をつき、拘束から脱出 「ひっ!!」 「【プロミネンスブレイク】」 魔法陣が一斉に爆発、その場にいた軍人は誰一人残ってはいなかった… 「あの人数を…一瞬で!?」 「…妖夢を助けに行くぞ」 レイゼルは魔法を使ってすぐ、翡翠を鞘にしまって飛び立って行った 「あれだけの一撃を放ってあの速度で飛んでいくなんて…ほんとにレイゼルは化け物ね」
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