第14章 未来へ

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「少佐っ!レイゼルが単騎でこちらへ攻めてきます!」 「フンっ!やはりそうか…アレを用意しろ!」 「まさか!?…核粒子砲を使うのですか!?」 「そうだ、やつを確実に仕留めるにはそれしかない!」 「んん?…なんだあれは?」 「目標はレイゼルだ!よく狙えよ!!」 「けっ、そんな程度で俺を狙ってるのか?」 「うてぇ!」 軍人が放ってきたのはレーザーの如く飛んでくる光だった 「っ!?」 レイゼルは何かを察知し急速上昇した その光が通過した場所は…地面が焼け焦げ、自然は無くなっていたのだ 「…核の力…だと!?」 「再装填急げ!次は必ず仕留めるぞ!」 「…また、あの惨劇を繰り返すつもりか!!お前らはそうやってええぇ!!」 レイゼルは両手に魔力の光を集める 「なっ!?」 「【ツイン・スカーレットブラスト】」 両手から放たれる赤いレーザーは核粒子砲を用意する者と指揮するもの…そしてその付近にいた軍人を吹き飛ばした 「…させるか…絶対に…同じ悲劇は繰り返させはしない!」
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