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(9)ハンプティダンプティ
(ハンプティダンプティ塀にいた)
(ハンプティダンプティ落っこちた)
(王様の馬 王様の家来)
(誰も元には戻せない)
ジェームスという王子様の話だ。
ある日ジェームスは、城の塀の上にずんぐりむっくりな男を見つけた。
男はジェームスを見つけると、慌てた様子でその場から立ち去ろうとした。
しかしそれは叶わず、男は塀からドスンと落ちた。
ジェームスは驚いた。
誰か、とジェームスは家来を呼んだ。
家来たちはすぐに来てくれた。
馬も来た。
その後男がどうなったかはわからない。
死んだのか、生きているのか。
ただジェームスは時々考える。
もし男がジェームスを見つけなければ塀から落ちることはなかったのではないかと。
今でもジェームスは後悔している。
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