密着!ヤミー少女の1日!

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密着!ヤミー少女の1日!

 ジリリリリリリリリリリ!!!  うるっさ。  自分で設定したアラームに苛立ちを感じながらとりあえず起き上がって騒ぎ続けるアラームを止める。  ……あー、本当に眠いな。  私は朝が弱い。だから覚醒までに時間がかかるのが自分で自分が嫌なところの一つ。  昨日……。  あ、そうだ。魔法少女_____じゃなくて、ヤミー少女になったんでしたっけ。  それで、家に空を飛びながら帰って来たけど、ヤミーンさんは魔法の力で隠れてるからお母さんに見つからないから安心なんだって分かって……。  ……?その後は?  ……うーん、何故か思い出そうとすると頭が痛くなりますね……。  段々と頭は覚醒してくるものの、何故か昨日の一部の記憶__具体的には、ヤミーンさんはお母さんに見つからないから安心だと思ってから少しした時から寝るまでのことがあまりよく思い出せない。 ……ヤミーンさんに訊きたいんですけど……。 「……」  怖いです。  どう見ても不機嫌MAXな状態で部屋の隅で煙草を吸っているんですよ。  人間を殺せる目ですからね、あれ。  どうやらヤミーンさんも朝はどうにもテンションが低いタイプのよう…だけど、ヤミーンさん『も』と言うにはテンションの低さのレベルが違いすぎて自分の朝の弱さが可愛く思えてきますね……。  仕方がないので昨日のことはヤミーンさんのテンションがマシになってから訊くことにして、とりあえずは学校へ向かわなければいけないので私はのろのろと朝の支度を始めた。
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