密着!ヤミー少女の1日!

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さて、あの後「次はないからね?」と目が笑っていない笑顔をいただき何とか生き延びて、今はもう学校にいます。 まぁ私なんかの1日を全てをお見せするのもあまり意味がないので、切り取ってお見せしますね。 ~朝~ 「あっ!凛ちゃんおはよう!」 「うん!おはよ!!」 ~昼~ 「りんりーん!今日の英語ワケ分かんなかったよね!」 「えー?英語より数学が難しかったー!」 「じゃあ後で教えあいっこしよ!」 「やった!ありがとー!」 ~帰り~ 「りっちゃん!また明日ね~!」 「うん明日ね~!」 ~今~ 「…うわぁ…。」 「どうしたんですかヤミーンさん…。」 「…ちょっと思ってたよりも更にいつもとのテンションの差が激しくて…。」 いや当然ですよね…。 「いつもこのテンションだったら私多分学校でボッチですよ…。」 そう返事をするとヤミーンさんは「確かに。」と、とても悲しくなる納得をしてくれました。 切ない。 「それにしてもいつもただでさえ病んでるのに今は更に凄いね…。」 学校終わった後とかみんなそんなものなんじゃないですかね。 と返事をしようとして気づく。 「そういえば、ヤミーンさんいつもどれくらい病んでるとかどうやって分かってるんですか?」 「魔法の力で『病み』を可視化してるんだよ☆ 何でも魔法の力って言えばいいと思ってるんじゃなくて本当に魔法の力だからね!」 「へ~。」 魔法って相当色々なことが出来るんですね…。 「じゃあ、そろそろ帰りますか。」 「そうだねっ!」 因みにステッキを持つと魔法の力で姿が一般人には見えなくなるらしいので道端で魔法を使っても問題ないそうです。 …魔法、ちょっと何でも出来過ぎじゃないですかね…。
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